消費税の増税が経済にとって良くない理由 〜超簡単解説〜
こんにちは
sho-ichです。
10月から消費税が10%になりました。
よく考えると簡単にわかることなんですが、
消費税の増税は経済を非活性化させるので、基本的にはあまりよくないです。
政治的には僕も増税の判断はしょうがないと思うし、受けいるてしかるべきだと思いますが、
(だって政治家は選挙で自分達で選んでるんだからさ)
こういった意見を聞きます。
「人口も減ってるし、医療や福祉のために消費税の増税は仕方がない…」
これは、正しくありません。
税収を上げることは間違いなく必要です。
支出が増えてるのですから。
しかし、その手段が消費税である必要はあるでしょうか??
消費税で税収を上げる、というのは、あくまでも政治判断であって、唯一の選択肢ではありません。
別に本当は法人税の増税でも所得税の増税でも、住民税の増税でも、なんでも良いのですよ。もしくは、経済が活性化して税収が増えればそれでも良いのです。
ここで考えてみましょう。
ものを買う時に税金を払う(消費税)場合、
ものを買う、すなわち消費行動は確実に減速しますよね?
では、
ものを売って儲かった時に税金を払う(法人税)場合はどうでしょう?
儲けは減りますが、それによって事業活動を控えることはしませんよね。むしろ仮に同じ利益を得ようと思ったらより売り上げを増やさなければいけないので活性化せざるを得ないかもしれません。
なんなら消費税を下げて法人税をあげたほうが、事業活動は活性化するし、消費時の支出も下がるので購買意欲もあがるはずです。
経済はこっちの方が活性化するんですよ。
まぁ、ただ、消費税を下げて法人税を上げることのデメリットもあるので、
以下に挙げておきましょう。
別に僕は消費税増税に反対ではありません。
ただ、賛成の人も反対の人も
正論だけかざしていても答えは見えないと思っていて(人それぞれ立場も違うし)
でも、今の政治がどこを向いて行われているのかは、こういったことを考える視点を持てば、見えてくるんじゃないかな、と思います。
デメリット
・企業が法人税の安い海外に出てしまい、日本の資本が流出してしまう可能性がある
・大企業からの反感を買うと政治の支持基盤を失う可能性がある
まぁ、
租税って、誰から集めて誰に配るかって話しなんだけど、
消費税みたいにみんなから一律に集めると、不満はかわしやすいですよねー。