昭和男子の令和時代攻略法

幼少期は友達ゼロ人。だけどゼロから作品やイベント、そして組織を創ることかできるようになった昭和男子のマイライフ!

アーティストの未来 ~著作権について~

どうもこんにちは

sho-ichiです。

 

今日は全然専門分野じゃないんですが、

ふと思って、

「絶対そうなるじゃん!!」

と思ったので書きます。

 

むしろすでにそういう人いそう…

調べてもすぐには出てこなかったのでむしろいたら教えて欲しいです!!

 

 

著作権について

僕は学生時代にいわゆるブレイクダンスをやっていました。

(やっている人は本当はそう言いません。breakin'(ブレイキン)と言いますが。)

breakin'を含むHIPHOPシーンは、音楽に対してもしかすると少し一般的な見方とは違う見解を持っているかもしれません。

 

そもそもクラブでDJが流す音楽はDJの自作音源ではありませんし、様々なアーティストの音楽を流します。既存の音楽をお客さんが楽しめるようにアレンジして流すこと、それが彼らの役割です。

 

ラッパーがラップをするトラック(伴奏?)には、もちろんオリジナルのものもありますが、サンプリングと言って既存の楽曲の一部を引用して作ったものが用いられることもあります。

というか、クラブでDJが流している音楽に合わせてラップするのが起源なので、イカした既存音源を使うのがそもそものやり方です。

 

だから、

というわけではありませんが、

飲食店や結婚式場、各種イベントなどで著作権の問題があって自由に音楽を掛けられなくなってきているという今の現状に対しては、どちらかと言うと違和感を感じています。

 

 

著作者は損をするのか?

もちろん、音楽をそのままの形で転売したり、メロディーや歌詞をそのまま流用して自分の曲かのように偽ったりするような行為は許されるべきでないと思いますが、

キチンと購入した音楽を、他の人と一緒に楽しんだり、二次的に利用したりすることは果たして著作者の権利を侵害するのでしょうか?

 

先の例でいうと、

飲食店の商品は飲食物です。食べ物や飲み物を求めてお客様は来店します。

少なくとも店内でBGMを掛けるためにCDなりデータなり音楽を入手はしているわけです。それを、「勝手にかけちゃダメ」ってなってないと、著作者って損するんですか?

 

結婚式や各種イベントも、その音楽を聞きたいという人を集めて、その音楽を聞かせることでお金を取っているならバッシングされても致し方ないですが、結婚式であれば友人のお祝いのため、他のイベントも、そのイベントのコンテンツを楽しむためにお客さんは集まっています。BGMとしてかけられることで著作者って損しますかね?

 

お客さんが買わずに自分達の音楽を聞いているからですか?

 

 

音楽特有のビジネスモデル

同じ著作物でも異なる動きを見せているのが、イラストや写真などの画像素材だと思います。いや、音楽でもBGM系は既に結構ありますが…

 

WEBを調べて漁るとたくさんの「フリー素材」が手に入ります。

プレゼンテーション資料を作るための画像や写真、それこそボーカルレスのBGMや効果音であれば音楽もたくさん入手できます。

 

彼らは損をしているのか?

いや、逆です。

「フリー素材」を入口にして、気に入ってもらったお客様にはより高画質な素材や、オリジナルの素材を作成して販売することでむしろ儲けています。

 

クリエイティブな商品に限らず、化粧品にしても健康食品にしても家電製品にしても、「まずは無料お試し」を入口に商品を販売する手法は王道でしかありません。

 

本当はお店や結婚式、イベントでかけてもらって認知度を上げてもらった方が、その楽曲はより多くの人に届き、購入してもらえるキッカケを増やすことも可能なのでは??

と思うわけです。

 

それができないのは、

メジャーアーティストは事務所に所属しているからです。

メジャーアーティストの楽曲は、所属している事務所の所帯の維持、プロモーションに使った莫大な経費の回収も求められます。

もはや音楽そのものの価値以上の収益を上げるためにかけた投資を回収するために音楽そのものの価値以上の収益を上げようとしている、というループ状態に陥っています。

 

 

これからのアーティスト

僕は全然詳しくないですが、芸能界などもこれに近い構図になっていると考えています。そして、音楽業界よりも先に変革が起きていると思います。

 

例えばYouTuber。彼らは言ってしまえば事務所に所属せずに(してる人もいるけど)、また、TVとは異なるWEBというメディアという場を活動拠点にしたタレントと考えることができます。

 

注目したいことは、彼らは大きな事務所に所属せずに、自らのコンテンツでフォロワーを獲得し、自らの人脈で収益を上げています。(実際にはこれもGoogleのプラットフォームに依存している部分もあるんだけど、まぁそこは置いておいて)

 

そういった意味で、すでにこういう人いるじゃん!

と言われそうですが、音楽についてもこういうやり方でトップに上り詰めるアーティストが今後出てくるのではないか???

と考えています。

 

要するに、

著作権はフリー、バンバン使ってもらうことで認知度を上げて、

メジャーレーベルに所属せず、

違う領域でマネタイズするアーティスト!!

 

ってゆーか、既にYoutubeとかでバンバンメジャーアーティストの音源も公開されたりしていて、実は事務所側もそういう方向で動いてるんじゃなかろうか?

とは思っているんですけどね。

楽曲そのものの売り上げとかじゃなくてイベントとかグッズとか他でマネタイズすることも当たり前になってきてるし…

 

書いておいてなんだけど…(^^;)

 

って考えた時に

JASRACって、誰に頼まれて、誰の為に著作権守ってんだろ…??

それってJASRAC自身が存続するためじゃねーの??

 

とか思っちゃいました…

 

これからは

クリエイターが自らの作品を自ら流通させてマネタイズするのが当たり前の時代ですよ。インターネットを活用したプラットフォームも完備されてるし。

 

音楽に限らず、アートに限らず、

これからは小回りの利く小集団ごとにそれぞれのフォロワーを対象とした比較的小さな、けど深いマーケットでビジネスしてくべき時代だと思うんですけどね…

※「小さな」とは物理的な大きさではない。エリア的にはグローバル化する。

 

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